2024-12-12

ブランクがあっても資格を活かして働こう

看護師は夜勤や長時間労働が求められるハードな仕事なので、常に人手不足だと言われています。人手不足を解消するためには、潜在看護師の復職を促進することがとても重要だと言われています。
潜在看護師というのは、看護師の免許を持ちつつ看護師として勤務していない人のことです。そもそも看護師は女性が大半を占めるため、出産や育児というライフイベントに際して辞めてしまう方が少なくありません。出産休業や育児休業などを経て復帰してくれれば良いのですが、ブランク後に再就職することに二の足を踏む人は多いです。

二の足を踏む最大の理由としては、医療技術が日進月歩で常に変わっているということが挙げられます。数年でも休んでしまうと、医療の進歩に追い付ける自信がないと不安に感じるのです。また、看護師というのは人の命を預かる職業なので、責任感や緊張感が耐えられないと感じる人も多くいます。一度、医療現場を離れた看護師が復職する際は、相当の不安を感じるようです。

こういった問題を抱えている潜在看護師が復職しやすくするために、様々な支援策が実施されています。具体的にあげると、都道府県のナースセンターを拠点に勉強会を積極的に行っています。また、各医療機関では復職時に研修を充実することで、勤務する上での不安を取り除けるように配慮しているのです。また、子育て中の看護師の復職を後押しするために院内に託児所を設けるなどの支援も積極的に行っています。こういった取り組みを行っている医療機関であれば、ブランクからの復職がスムーズに行く可能性が高いです。